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1613年に仙台藩主伊達政宗公が支倉常長を公史としてスペイン・ローマに派遣した慶長遣欧使節。
その使節団を乗せて日本で初めて太平洋を横断した"伊達の黒船”サン・ファン・バウティスタ号。
1993年に造船された原寸大の復元船が、東日本大震災を乗り越えた宮城県石巻市に展示されています。
しかし宮城県は老朽化を理由に解体し、1/4サイズのプラスチックの模型船に置き換えることを決定しました。
「失われた技術」の結晶である巨大木造船は、一度解体したらもう二度と復元することはできません。
私たちはそれを止めたい。
そしてどのように船を保存し、その後活用して行くのか、みんなで考えて行きたい。
そんな活動を紹介する番組です。