天下布文チャンネル

主に社会人を対象に、「歴史に関連した文献を英語で読んみよう！」というボランティア企画です。

当面は拙書『英語で愉しむ信長・秀吉・家康と戦国時代』（プレイス）を教材にして進めていく予定です。
出版社のプレイスさんには公認をいただいております。
番組中のクリストファー=バーナード先生による朗読部分はプレイスのホームページからダウンロードできます。
http://www.place-inc.net/details/sengoku/sengoku.html

この本は「英語オタク」「歴史オタク」双方に満足していただくように作ったものです。
単に歴史の説明を英語にしただけではなく、挫折しないように英文は短めにして100のエピソードに分けました。

そして、その英文も毎回必ず構文上のポイントが出てくるように配置しています。
はじめのうちは、英語をブラッシュアップしたい人のために基本的な内容ですが、読み進むにつれて、「見せかけのhave to」「遠方修飾」「熟語くずし」「皮肉な原級」「than以下の割り込み」「挿入的なwhat節」「about toの後置修飾」などの、巷の参考書でもあまり取り扱っていない難構文も出てきます。

各エピソードは、ＮＨＫ大河ドラマをはじめとした戦国時代劇のどこかで扱われているような話で固めました。
「桶狭間の戦い」「長篠の戦い」「本能寺の変」「関ヶ原の戦い」「大坂の陣」などの戦はもとより、「信長、斎藤道三と対面」「墨俣築城」「金ヶ崎の退き口」「荒木村重謀反」「高松城水攻め」「勝家、お市の最期」「千利休切腹」「細川ガラシャ自害」などの名場面も出てきます。
歴史小説を書いている方々や歴史家の先生方の意見なども、私の知っている範囲で紹介していきます。

英語マニアと歴史（戦国）マニアの双方に満足していただければと思っております。
これをきっかけに英語マニアの方には歴史の面白さを、歴史マニアの方には英文読解の面白さを再発見していただければ光栄です。