一般社団法人日本シュガーリング協会

はじめに　

このハチミツのようなペーストは、お砂糖・レモン・水のみが材料の脱毛剤です。

シュガーペーストを使って脱毛することを、「シュガーリング」と言います。

メソポタミア・古代エジプトより伝わるシュガーリングは、手で常温のシュガーペーストを塗布する方法で、近年アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア方面では、” The Ancient Art of Sugaring ” と呼ばれ復活し、シュガーリング回帰の傾向も見られます。

世界中が自然志向・ECOへと向かう今、食べられるシュガーペーストによるシンプルで優しい方法は、時代に合った脱毛として受け入れられ、良さが再発見されています。

日本シュガーリング協会は、元々美しい素肌を持つ日本女性のお肌のコンディションを保つ安全な脱毛が健全に普及することを願って設立され、日本では初めて、安全なハンドテクニックによるシュガーリングを推進しています。

シュガーリングの一つの方法であるストリップシュガーリング（専用ペーパーで剥がす方法）は、最も粘着性が高い松ヤニワックスと施術方法が同じです。

また、シュガーペーストにワックス成分（ロウ）は一切含まれないにもかかわらず、日本ではこのペーストがシュガーワックスと呼ばれています。

ワックス脱毛の普及が始まってから間もない日本では、シュガーとワックスの違いはまだまだ認識されておらず、混同された情報まで広まってきているのが現状です。

本来施術方法は似ていても、シュガーとワックスの脱毛はそれぞれに特徴があり、性質・原理・皮膚への作用は明らかに違いがあります。

当協会は、ワックス脱毛とは異なる性質であるシュガーリングの正しい情報を公開すること、そして正しい知識と高い技術により安全な脱毛を提供できるシュガーリング技術者 = シュガーリストを育成することを目的としています。

太古の叡智である素晴らしいシュガーリングが正しく認識され、日本において女性の美容に高く貢献することを祈っています。